何となく今の仕事にマンネリや不満を感じているのであれば、一度手を止めて気持ちを整理する必要がある。なぜ今の仕事をこの職場で続けているのか、そして最終的に自分がどうなりたいのか、その目的意識を明確にすることが大事だ。
そこが明確になれば、それだけで業務を遂行し続ける時のモチベーションも生まれるようになるだろう。難しく考えず、本来の自分の夢や目標などといったものを思い出すだけでも良い。そうすれば見失っていたものが見えてきて、今の仕事を続けるべきなのか、もしくは転職をするべきなのかといった答えも導き出せるようになるだろう。非常に重要なことなので、無意識のうちにモチベーションが下がっていると自覚してきたら、足を止めることも大切だ。
もし自分で答えを出せそうにもないという時には、信頼できる仲間に話を通して、相談に乗ってもらうと良い。自己分析が苦手なことは、なにも恥ずかしいことではない。自らを客観視するのは割と難しく、他人の方がこちらのことを理解してくれている場合もあるためだ。焦る必要はないので、時間をかけてじっくりと自分のことを理解し、目的意識を明確にすることが大事だ。
頭の中で考えがまとまらない時は、紙に書き出してみるのも有効だ。今抱いている不満、そして将来の目標などを書き出していけば、改善策を冷静に見出すきっかけにもなる。
一つの職場で長く勤めていると、ふとした時に目的意識を失ってしまうのは良くあることなので、下手に自分を責めずにじっくりと取り掛かると良いだろう。